2014年05月30日

Excel Online で制限されている機能

前回、Word Online に続いて、今回は、Excel Onlineついてご紹介していこうと思います。

当然ですが、Word Online同様、Web版の無料Office。当然デスクトップ製品と比べて制限や制約があるのは仕方ないことですが、その違いをよく心得て利用することで、よりスムースに、そして誤解のない使い方ができるというものですね。

【ツールバーの比較】
Wordの時と同様にまずはツールバーを比較してみます。もちろん搭載されている機能の違いは明らかですね。

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Excel2013のタブ部分
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Excel Onlineのタブ部分

【機能の違い】

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こちらについても内容がやはり多岐に渡るため詳細は、"ブラウザーとデスクトップで異なるブックの機能" のところをご参照ください。この中の、"Excel Online と Excel 2013 デスクトップ アプリで使用できる機能の比較"のところでは、わかりやすく機能の比較が紹介されております。
さて、機能については"Excel Online と Excel 2013 デスクトップ アプリで使用できる機能の比較"を参照していただくとして、こちらでも印刷におけるデスクトップ版との違いについて取り上げてみます。

印刷の動きは、Wordとまた異なります。ファイルから印刷をクリックすると、"印刷オプション" のダイアログが表示されます。
ここで、印刷範囲を、選択された部分なのか?シート全体なのかを指定します。

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次に印刷用の新しい画面(印刷用のHTMLドキュメントが生成されます)が表示されます。その画面内にある"印刷"ボタンをクリックすると、印刷の画面が表示されますので、プリンターを選択して印刷を開始します。

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このあたりはWord OnlineのようにPDFを生成して印刷するという動きとも違うので、多少違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

TechNetのサイト "Excel Online" にもありますが、普段よく使いそうな機能ではありますが、条件付き書式や入力規則などといった機能は利用できません。また配列数式を設定する際に利用する、Ctrl+Shift+Enter という操作もデスクトップ版のアプリでは利用できても、Excel Onlineでは利用できません。

こうした違いをしっかり心得ていれば、いざExcel Onlineを使用したときに、"あれ?" とならないで済みますね。

<参照>
ブラウザーと Excel でのブックの使用の相違点
Excel Online
無料のオンラインOfficeアプリ「Office Web Apps」は使えるのか? (3/3)/@IT
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2014年05月29日

Word Online で制限されている機能

前回、Word Online において、縦書きの制限について触れました。もちろんまだまだいろいろな制限があると思いますが、ここで各Onlineアプリの制限についてご紹介していこうと思います。

Web版の無料Office。当然デスクトップ製品と比べて制限や制約があるのは仕方ないことですが、その違いをよく心得て利用することで、よりスムースに、そして誤解のない使い方ができるというものですね。

さて今回は前回に続いてWord Onlineについて。前回紹介した縦書きレイアウトや脚注など以外にもいろいろな部分での制限があったりします。


【ツールバーの比較】
まずは一番最初の見た目の違いになる、メニューなどの違いから。
上がWord2013のもの、下がWord Onlineのもの。明らかに機能の違いがあることがわかりますね。

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Word2013のタブ部分

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Word Onlineのタブ部分

一見しただけでこれだけの機能に違いがあるわけですから、制限されていることが沢山あることはお分かり頂けると思います。

【機能の違い】
さて、タブのところでは、見た目だけでしたが、ここで一番気になる機能の違いについて。ただし内容が多岐にわたり、長くなるので、詳細は、以下で参照させていただいた "Word Online" のところをご参照いただくとして、概略のみご紹介いたします。

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特に、上記にあるように "Word Online と Word 2013 デスクトップ アプリで使用可能な機能の比較" のところでは、Word2013で利用できて、Word Onlineでは利用できない機能などがわかりやすく整理されています。

実際に使いだすと気が付く部分って結構あるかもしれません。たとえば印刷をしようとした時のながれ。Word Onlineで印刷する場合には、ファイルから印刷をクリックすると、一旦PDFに書き出しが行われます。そして生成されたPDFファイルを開いて、印刷することになります。

wd4.jpg

決してブラウザの画面のメニューから印刷をしたりはしませんので注意が必要です。

そんな、Word2013とWordOnlineの違い。概略のみご紹介させていただきました。詳細は、以下にもありますが、Word Online のところをぜひご参照ください。

次回は、Excel Onlineについて取り上げてみたいと思います。

<参照>
ブラウザーと Word での文書の使用の相違点
Word Online
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2014年05月24日

Word Online で縦書き文書の編集を行う

サービスが一新されてしばらくたちますが、無料で利用できるOffice Online。
今回は、Word Online についてちょっと触れてみました。

Wordとは言え、無料版の Word Online なので、当然機能に制限があります。これは仕方ないこと。また今後こうした壁が徐々に取り払われて、デスクトップ製品により近い形で機能が充実してくることも期待したいところなので、あくまでも現時点では対応していないという内容のお話です。

横書きの文書なら、機能の制限はあっても文字入力については違和感なく行えると思いますが、実は縦書き文書への対応という点では、ちょっと現時点では難点もあります。縦書きという日本の文化。なかなか難しいところです。

下記のサンプルをご覧いただけるとお分かりいただけると思います。

1) 縦書きの文書を開く
Word Onlineで縦書きの文書を開いた場合、"閲覧表示" で開いている分には全く問題ありません。脚注などもきちんと表示されます。

20140523-1-1.jpg

2) ではWord Onlineで編集に入ってみます。一瞬 "Word Online" と表示され "編集表示" への変換が行われ、出てきた画面が...以下のような横書きの画面。

20140523-2-1.jpg20140523-3-1.jpg
20140523-4-1.jpg

ご覧いただければお分かり頂けるように、縦書きのままの状態での編集作業というのはWord Onlineではできません。これは、現時点での機能的な仕様によるものです。

3) ただし、文書データについては、修正して、再度 "閲覧表示" に戻ると、きちんと縦書きに戻りますので、編集された内容もきちんと縦書きで反映されます。

20140523-5-1.jpg20140523-6-1-1.jpg

今回サンプルで取り上げた文書データには "脚注" が設定されていましたが、この "脚注" の機能についても、制限されているため、正しく設定されたどうかは、"閲覧表示" でのみ確認ができることになります。脚注の編集作業中は、番号がローマ数字になっていたりと、若干の違和感があります。とりあえず挿入、編集といった作業は可能です。

ところでライバル?のGoogleドキュメントではどうか? こちらも確認してみました。

1) 縦書きは表示されない
そもそも、Googleドライブから、Wordデータを開いても縦書きでの閲覧表示もできません。一応脚注は横書きですが表示されます。

20140523-7-1.jpg

2) Googleドライブビューワーで開く
当然ながら、ビューワーなので編集はできません。やはり縦書きにはなりません。

20140523-8-1.jpg

3) Googleドキュメトで開く
やはり縦書きはダメで横書きのままになります。ただし脚注の内容の変更などは可能です。脚注の機能もあります。

20140523-9-1.jpg

Word Onlineでも、Googleドキュメントのどちらも、新規作成で縦書きの文書の作成はできません。縦書きという日本語の独特の環境の部分では、まだまだこうしたオンラインサービスの場合、難しいところが多いようですね。

Googleドキュメントの場合、基本的に縦書きは扱えず、すべて横書きに変換されてしまうので、やはりまだ縦書き文書を扱えるという部分では、Word Online の方が扱いやすいのかもしれません。
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2014年05月23日

PC起動時にWindowsサービスに接続できませんでしたと表示される Part2

以前に、同様のタイトルで取り上げてみましたが、この際には、"Yahooメッセンジャー" が原因だったということで取り上げてみました。

PC起動時に "Windowsサービスに接続できませんでした" と表示される

この際にもあくまでも一例に過ぎずいろいろなパターンがあるということを書きましたが今回はまた別のパターン。

windows_service1.jpg

上記のようなポップアップが表示され、"System Event Noritication Serviceサービスに接続できませんでした" とありました。

まさに、

パソコンを立ち上げると「Windowsサービスに接続出来ませんでした。」というメッセージが出ます

と似たようなパターン。でも、このエラーの後、起動した画面をよーく見ると、どうもスタートボタンがいつもと違い、クラシックスタイルのようになっている。また各種ダイアログやウィンドウを開くと、どうもいつもと感じが違う。

windows_service2.jpg

そんなこともあって、イベントログから確認。ただしイベントログには特にエラーらしきものは見当たらず。
次にサービスの状態を確認。特に上記サイトでも上がっている、
・System Event Notification Service
・Themes
両方のサービスは、ともに確認した時点では、正常に開始されておりました。さらには、管理者でログインしているのに、標準ユーザーでは...といったメッセージっていうのもどうもおかしい。
"Themes"というサービスは、本来こうしたテーマの管理を提供するサービスでもあり、いわゆるデスクトップの背景、ウィンドウの色、サウンドやスクリーンセーバーなどとも関係のある部分。
今回は意図とせずにスタート画面がクラシック表示になるなどこのテーマがうまく読み込めていない可能性もあったため、とりあえず再起動。

再起動後は正常な状態に回復いたしました。

今回のようにイベントログを確認すると、エラーはないし、さらにサービス自体も正常に動いているケースでも、必ずしもPCが起動するタイミングとうまく合わずに、ユーザープロファイルの読み込みがきちんとできず、一部機能しなくなってしまうこともあるようなので、まずは再起動を試してみるってことなんでしょうね。

それでも変わらない場合には、"winsock"のリセットと進んでいくことになるんでしょう。その場合には以下の手順になります。

1) 管理者モードで、コマンドプロンプトを起動
2) "netsh winsock reset" と入力してエンター

windows_service3.jpg

3) リセットをすると再起動を促されるので、再起動をして完了します

windows_service4.jpg

コマンドプロンプトの画面にもきちんとメッセージがでていますのでお分かりいただけると思いますが、リセット後は必ず再起動をしてください。自動では再起動はされません。
今回のこのケースは、うちの場合、Windows7(Ultimate)で発生した例ですが、Windows7に限らず、Windows8でも当然起こりうるエラーです。
そんな場合には、まずはイベントログ、サービスの確認...から。
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2014年05月21日

セーフサーチを設定する【Win8.1】

インターネットの検索サービスを利用する際、その検索結果から成人向けコンテンツなどを除外するための機能に、"セーフサーチ"という機能があります。
Bingにしても、Googleにしても、Yahooにしてもこうした機能を設定することで子供たちに有害なサイトを検索させないように設定が可能なのですが、Windows8.1の検索チャームにもこうした設定ができるようになっています。これが、"セーフサーチ"という機能になります。

では、実際に設定してみましょう!

1) Windowsキー+I または、画面の右からスワイプして、"設定" をクリックし、"設定"チャームを表示します

2) 画面下部の "PC設定の変更" をクリックします

3) "検索とアプリ" から "検索" をクリックします

4) "セーフサーチ" のところを、"制限付き" に変更し画面上部にマウスをポイントし、閉じる(×)ボタンで閉じて終了します

20140521-1.jpg

以上で設定は完了です。

インターネット上の検索サービスである、Bing、YahooやGoogleといった検索サービスでも同様にこうしたセーフサーチがご利用いただけますので、設定してみようという方は、以下の参照アドレスをご参照のうえ設定してみて下さい。

<参照>
検索、共有、印刷、その他の操作
セーフサーチを使用して成人向けコンテンツの表示をブロックする/Bing
セーフサーチの設定/Google
セーフサーチ、チャイルドロックについて/Yahoo

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2014年05月20日

メッセージングアプリがない

Windows8の時にWindowsアプリとしてスタート画面にあった "メッセージング"。
自分ではほとんど使ったことはなかったのですが、Facebookなどでメッセージをもらったりすると履歴があったりしてたので、ときどき覗いていました。

さてこの "メッセージング" というアプリ。気が付いてみたら、無くなっているではありませんか... もっともそれだけ利用頻度も少なかったわけでもありますが、実のところWindows8.1からこのアプリは、Skypeに置き換わっておりました。

確かにSkypeを開くとFacebookでやり取りしたメッセージの履歴があったりもしますね...

先日もSkypeではグループビデオコールが無料で利用できるようになるなどSkypeの機能がどんどん充実してきつつあります。
メッセージングに変わって、Skypeをどんどん活用されてみてはいかがでしょうか?

<参照>
メッセージング アプリの変更点
デスクトップ版Skypeのグループビデオ通話機能が無料に 将来的にはモバイル版でも
グループビデオ通話が無料になりました/Skype Blogs
Skype が初めての方は、「Skype の基本」ビデオで学ぼう/Skype Blogs

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2014年05月16日

PC起動時に "Windowsサービスに接続できませんでした" と表示される

おそらくいろいろなケースがあると思われるので、今回の例はあくまでも一例です。

今回とりあげる一例の原因は、PC起動時に自動起動する設定になっていた "Yahooメッセンジャー" でした。

今回の例に限らず、PC起動時には、さまざまなプログラムやサービスが起動します。その一部のプログラムやサービスがうまく動作しなかったりすると表示されるエラーメッセージの一つです。インターネットに接続できなくて出てくる場合もあれば、つながっていても出てくる場合があります。なので、詳細は、イベントログなどで確認した方がよろしいかと思います。

さて今回の例は、Yahooメッセンジャーが原因だったと書きましたが、ご存知の方も多いかと思いますが、Yahooメッセンジャーのサービスは、2014年3月26日に終了しました。

Yahoo!メッセンジャーはサービスを終了いたしました

PC起動時に自動的にサインインして起動しようとすると、Yahooへのサインインはできてもサービスは利用できないためエラーがでてくるようで、今回イベントログを確認したところ、Yahooメッセンジャーからエラーが出ていたことが判明。
プログラムを削除して再起動したところ、それ以降は表示されず、解決となりました。サービスが終了したソフトをいつまでも入れたままにしておくといいことはありませんね。

パソコンを立ち上げると「Windowsサービスに接続出来ませんでした。」というメッセージが出ます

今回のケースは、上記のように、"System Event Notification Serviceに接続できませんでした" といった形でポップアップが出ていたわけでないのですが、こうしたエラーメッセージが出てたら、まずはイベントログを確認して、どんなプログラムに関連したエラーなのかを確認し、プログラムを特定していく必要があります。

今回とは違うケースではありますが、

netsh winsock reset の利用
System Event Norification Service、Themesといったサービスの状況の確認などといった対処が必要になることも。

こちらはあくまでも、ご参考まで。

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2014年05月13日

Windows8.1Update(KB2919355)のインストールはお早めに

先日は、IEの脆弱性対策としてWindows Updateを実行された方はたくさんいらっしゃると思います。
もちろん自動更新になっているからあえてやっていらっしゃらない方も多いかもしれませんね。

さて今回は脆弱性ということではありませんが、適用期限が迫ろうとしているWindows8.1Updateのことについて再度取り上げてみました。

Windows8.1Update/WindowsRT8.1Updateは、2014年4月9日(日本時間)に公開された、Windows8.1あるいはWindowsRT8.1ユーザー向けに提供された更新プログラムです。

でなぜ必要か?というと、もちろんこの更新プログラムによって提供される新しい機能などもありますが、以下の、"Windows 8.1 Update と Windows RT 8.1 Update の新機能"のところでも説明がありますが、"これらの更新プログラムは、今後提供される Windows 8.1 または Windows RT 8.1 のセキュリティ更新プログラムを PC で受信するために、インストールする必要があります"(「Windows 8.1 Update と Windows RT 8.1 Update の新機能」より引用)とあるように、今後の更新プログラムは、まずこのUpdateをインストールしないといけなくなるってことがあるからです。

Windows8.1Updateの適用には適用期限がある

上記のように、公開間もないころにも一度取り上げさせていただきました。

上記では、5月13日が適用期限として発表されていましたが、この適用期限が日本時間で本日の発表で、6月10日までに延長になりました。
これ以降、決して更新プログラムが提供されてなくなるという意味ではありませんが、まずはこのUpdateをインストールしてからでないと、その後の更新プログラムがインストールできません。

なので、間際で慌てて混雑して中々Updateもままならないという状況になる前に、早めに適用しておくことをお勧めするわけです。
またこれも自動更新が有効になっていれば、自動更新されるはずなので、気になる方はWindows Updateなどを開いて、更新履歴などで "KB2919355" がインストールされているか?を確認するか、あるいは以下で参照させていただいたサイトにもUpdate後のスクリーンショットが多数ありますので、それらを参考にしていただくとお分かりいただけると思います。

ところで、Windows8.1Updateでなにがよくなったか? スタート画面に電源ボタンが付いたとか、ストアアプリが×で終了できるなど見た目の違いもありますし、また、週アスPlusなどの記事でも紹介されておりますので、ご参照ください。


<参照>
Windows 8.1 Update Requirement Extended(英語)
Windows 8.1 Update : WSUS での公開と展開タイミングの延長について
最新の Windows 8.1 Update をインストールする
Windows 8.1 Update と Windows RT 8.1 Update の新機能
Windows8.1 Updateの新機能についてまとめてみた:BUILD2014/週アスPlus

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2014年05月07日

Internet Explorerの脆弱性対策で適用されるプログラムが状況によって異なる

ゴールデンウィークの真っ最中に騒ぎになったIEの脆弱性問題。Windows Updateにて修正プログラムも提供されて一段落なんですが、自動で更新されている大半の方は特に気にしていただく必要はないと思いますが、手動でUpdateされている方、自動更新された方で実際にどんなプログラムが適用されたかを確認した方においては、更新の履歴を見ると微妙に自分のPCにはKB2964358なんてない?って心配になっていらっしゃる方もいらっしゃるようなので、取り上げてみました。

実は、今回の脆弱性を修正するプログラムは、ご利用のPCの状況によってインストールされるプログラムが異なります。

以下で参照させていただいた "セキュリティアドバイサリ" にもありますが、自動更新なら、当然その状況に応じたものが適用されるので問題ないのですが、手動の場合にはこのあたりに注意が必要になります。

IE11用には、以下の2つのプログラムがあります。

まず今回の脆弱性対策として公開されている文書番号:KB2965111 はとなります。

ここで紹介されている修正プログラムが、
KB2964444
KB2964358
の2つの文書番号のプログラムになります。

利用環境によって、この2つのいずれかがインストールされるわけですが、では何が違うのか?

【Windows7/WindowsServer2008R2上でIE11を利用されている方】
KB2964444:
 KB2929437の更新プログラムがインストールされていないIE用
KB2964358:
 KB2929437の更新プログラムがインストールされているIE用

【Windows8.1/WindowsServer2012R2/WindowsRT8.1上でIE11を利用している方】
KB2964444:
 KB2919355の更新プログラムがインストールされていないIE用
KB2964358:
 KB2919355の更新プログラムがインストールされているIE用

というように、OSによって、またKB2929437やKB2919355が事前にインストールされているか?そうでないかによって適用されるプログラムが異なります。

KB2929437 Windows 7 および Windows Server 2008 R2 の Internet Explorer 11 のセキュリティ更新プログラムについて (2014 年 4 月 8 日)
KB2919355 Windows RT 8.1、8.1 の Windows、および Windows Server 2012 の R2 の更新プログラム: 2014 年 4 月

まだこれから適用しようという方で、もし手動でインストールするのであれば、KB2929437やKB2919355がインストールされているのであれば、そのまま、KB2964358のみで構いませんが、そうでないなら

Windows8.1/WindowsServer2012R2/WindowsRT8.1上でIE11を利用している方:
KB2919355、KB2964358 の順でインストールします。

Windows7/WindowsServer2008R2上でIE11を利用している方:
KB2929437、KB2964358 の順でインストールします。

なお、"MS14-021] Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム" でも紹介されていますが、KB2929437がインストールされていない環境に、KB2964358をインストールしようとするとIEがクラッシュすることが確認されているようです。

その場合には、
1) KB2929437 をインストールしてから、KB2964358をインストールする
2) KB2964444 をKB2964358の代わりにインするトールする
のいずれかの対策が必要になりますが、KB2964444はあくまでも今回の脆弱性のみを対象とした修正プログラムで、KB2929437の部分は含まれておりません。

なので基本的には、順に修正プログラムを適用するというのがベストな選択かと思われます。

ただし、KB2964444をインストールした後でも、自動更新などで、KB2919355の更新プログラムがインストールされていれば問題ありません。もしKB2964444だけインストールされていて、その後WindowsUpdateでKB2919355が検出された場合には、こちらもインストールしておいてください。


<参照>
[MS14-021] Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム (2014 年 5 月 1 日)
Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム (2965111)/マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-021
セキュリティ アドバイザリ (2963983) の脆弱性を解決する MS14-021 (Internet Explorer) を定例外で公開

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2014年05月06日

iOSで添付ファイルが暗号化されないバグ

先日のIEに続いてというか?今度はiOSでのバグのようです。

このバグ、iPhone や iPad に搭載されている iOS を利用して添付ファイルをやり取りされている人にとっては非常に重要な部分かもしれませんね。
メールの添付ファイルが暗号化されないというバグですが、すでにAppleには報告済みで対応待ちのようです。ただし現在の最新のiOS7.11ではこのバグが修正されていないため、次の更新プログラムの配信までは何も対策はないようです。あえて言えば、修正プログラムが配信されるまでは、重要な添付ファイルをメールにつけることを避けるぐらいしか対策はなさそうです。

該当の方は更新プログラムが公開されたら、早めにインストールしてください。

そういえば、OpenSSLの脆弱性の時にも、iPhoneに搭載されているSafariでは、SSLの期限切れを確認しないためつながってしまうというバグがありましたね。(iOS7.0.6にて修正済み)

iOS 7.0.6 のセキュリティコンテンツについて

Apple製品もセキュリティアップデートなどをみると、結構な頻度でUpdateされているんだな?と...
それにしても、OpenSSL以降、先日のIEが落ち着いたかと思えば、今度はiOSと、いろいろと続きます。連休中のせいなのか? IPAには何も情報が上がってないので、また情報が上がったらご紹介いたします。

<参照>
メールに注意!最新のiOS 7.1.1でも添付ファイルが暗号化されてない重大なバグ!
Apple セキュリティアップデート (Apple Security Update)


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2014年05月02日

IEばかりじゃない、Adobe Flash Playerの脆弱性対策もお忘れなく

このところ、IEの脆弱性問題でいろいろ世間はにぎやかなんですが、問題はIEばかりではなく、他のものにもいっぱいあるってことを忘れてはいけません。

JavaやFlashPlayerなどについても同様で、頻繁に更新を促す画面が出て、面倒と思われる方も多いようですが、これらは、すでにPCに導入されている各ソフトの不具合を修正するために配信されているものなので、すぐにインストールしないとどうこうなる問題ではないにせよ、更新の通知が表示されるようであれば早めにインストールして、最新の状態を保っておくことを心がけるべきです。

今回ご紹介するのは、IEの脆弱性が指摘された時とほぼ同時に指摘されていて、あまりにもIEの脅威ばかりが強調されて、ちょっと陰に隠れてしまった、Flash Playerの脆弱性。
いつものことといえばそうでもあるんですが、こちらも緊急の対応が必要です。
Windowsばかりではなく、Mac、Linuxとすべてのものに共通します。

とりあえず対応させるにはAdobeFlash Playerを更新すること。ただし、Windows8以降のOSをご利用の場合には、Flash Playerを単独でインストールすることができませんので、Windows Updateで提供されるものが見つかりましたらUpdateをしてください。

また今回IEの脆弱性で、脚光を浴びることになった Google Chromeですが、こちらもFlash Playerを単独でインストールができません。Google Chromeの場合には、Google Chromeの更新をして、最新の状態にUpdateすることで更新されます。(Google Chromeの設定メニューの色で確認します)

Google Chrome を更新する

またGoogle Chromeの場合、喉元過ぎればといことで忘れがちですが、以下のように設定を変更して利用する必要があります。

OpenSSL の脆弱性に対する、ウェブサイト利用者(一般ユーザ)の対応について

20140501-1.jpg20140501-2.jpg
20140501-3.jpg

ちょっと前に発覚したOpenSSLの不具合に対するユーザー側の対応として、上記にあるような HTTPS/SSL における "証明書の失効確認を有効にする" という設定(Google Chromeでは、"サーバー証明書の取り消しを確認する" という部分)が既定では有効にはなっておりませんので、合わせて設定を確認の上変更しておいて下さい。

ここ数日にぎやかだったIEの脆弱性については、Windows Updateを通じて更新プログラムの配布が始まりました。

セキュリティ アドバイザリ (2963983) の脆弱性を解決する MS14-021 (Internet Explorer) を定例外で公開

重要な更新としてUpdateされますので、特別 Windows Updateを実行しなくても自動更新(既定の設定でご利用の場合)の場合には、自動的に更新されます。
また気になる方はコントロールパネルからWindows Updateを開いて直接更新を実行してみてください。

【追加情報】
Windows8/8.1向けにもFlash PlayerのUpdateが提供されました。こちらもWindows Updateでインストールされますので、詳細は以下のサイトをご確認ください。今回提供されているKB2961887は、ここで紹介したFlash Playerの脆弱性(CVE-2014-0515)に対応させるものです。

Microsoft Security Advisory: Update for vulnerabilities in Adobe Flash Player in Internet Explorer: April 28, 2014


<参照>
Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB14-13)(CVE-2014-0515)
Internet Explorer 上の Adobe Flash Player の脆弱性に対応する更新プログラム/マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2755801)
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2014年05月01日

SharePoint Designer各バージョンの違い

今回、何回かにわたってご紹介したSharePoint Designerというソフト。もっとも本来の使い方とは異なっていますが、このSharePoint Designerですが、バージョンによる違いについて、最後に取り上げてみました。

バージョンによって、多少表記の違いもありましたが、内容的にはほとんど一緒でした。ただし、その時代のOffice環境を反映しているためか、コンバーターおよびフィルターといったところで、バージョンにより古いものにはあっても新しいものにはないものもありました。

例:
一太郎コンバータ:SharePoint Designer2007でのみ搭載
Microsoft Picture Manager:SharePoint Designer2007/2010に搭載
Computer Graphicsメタファイル(CGM)用フィルター:SharePoint Designer2007/2010に搭載

具体的にテキストでまとめてみたもののあまりにも長くなるため、そのテキスト画面を画像としてキャプチャーしてみましたので、参考にしてみてください。

20140430-1.jpgSharePoint Designer2013
20140430-2.jpgSharePoint Designer2010
20140430-3.jpgSharePoint Designer2007

わずかな差かもしれませんが、前のOfficeなら、あの機能が使えたのになぁといったものが、この導入で使えるようになるのであれば、便利かもしれませんね。
なお今回いくつかのフィルターの検証に当たって、SharePoint Designerの各バージョンを、Windows7およびWindows8.1に導入して確認してみましたが、特に問題なくインストールもできましたし、フィルター関連については、とりあえず問題なく動作しておりました。

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