2023年03月24日

セキュリティソフトのアンインストール

いろいろあって、セキュリティソフトをアンインストールしようとするとツールを探すにも一苦労。といことで、自分用にセキュリティソフト各社が提供している専用の削除ツールのリンクをまとめてみました。

1) Norton セキュリティ:

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Norton の場合には、Norton Remove and Reinnstall(NRnR.exe)が用意されています。「ノートン削除/再インストールツール」ということで、再インストールも念頭に置かれているツールです。
拡張オプションをクリックすれば、"削除のみ" も選択できます。通常再インストールを前提に削除されるのであれば「削除及び再インストール」をクリックすれば、削除後引き続き再インストールも始まるようです。
Mac 向けにはアンインストールツールはなく、手動での削除が必要になるようです。



2) Kaspersky:

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Kaspersky については、Windows デバイス向けには、「kavremover」というツールが用意されています。通常プログラムのアンインストールで削除した場合には、アクティベーションコード(ライセンス情報)はデフォルトで保持されるので、再インストールの際には、アクティベーションの必要もないのですが、このツールを利用して削除した場合には、再度アクティベーションも必要になります。


3) McAfee:

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McAfee の場合には、「MCPR」という専用の削除ツールが用意されています。Mac版の場合には、アプリケーションの中に、McAfeeのアンインストーラーがありますので、こちらを利用して削除します。



4) ウイルスバスタークラウド:

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ウイルスバスターでは、アンインストールツールのリンクをクリック。VB2022_1770_win_jp_Tool_UninstallTool_hfb0001.exe というツールがダウンロードされますので、ファイルを開くと解凍されてしばらくすると、「トレンドマイクロサポートツール」が起動してきます。
ちょっと面白いのは、この画面から、"その他のツール" をクリックするとトレンドマイクロが提供する Rescue Disk や、"各製品共通テストウイルス" なんていうものまで提供しているんですね。



5) ESET:

さて最近何かとトラブル続きの ESET ですが、ESET でも、Windows 向けには専用のアンインストールツールが提供されています。

ということで、今回はセキュリティソフトの削除ツールを整理してみました。


【追加】

参考までに、Norton の場合、確認したところ専用のツールで削除しても Norton Download Manager というツールがインストールされて、再起動後、再インストールを求めてくるようになるようです。
再インストールする場合には便利かもしれませんが、ちょっと邪魔くさいので削除方法を確認してみました。

--プログラム本体の場所:

Cドライブ>ユーザー>(ログインユーザー名)>パブリック>パブリックのダウンロード

のところに自動的に保存されているようです。再インストールすることがなければ削除しても問題ありません。


--スタートアップの登録解除:

スタートアップに自動的に Norton が登録されるようです。一度専用の削除ツールで削除してますので、プログラムのアンインストールなどを開いても、Norton はないのですが、スタートアップからパブリックフォルダのツールを呼び出すようになっているので、手動でレジストリエディタを開いて、Norton のエントリーを削除する必要があります。

通常は、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
を開いて、Norton というエントリーを削除します。

レジストリをいじりたくない....場合には、タスクマネージャーからスタートアップアプリの設定画面を開いて、Norton という項目を無効にしておく必要があります。


--タスクスケジューラーのエントリー:

Norton を削除しても、タスクスケジューラーにエントリーが残ることもあるようなので...
スタートボタンを右クリック > コンピューターの管理 と開いて、タスクスケジューラライブラリを開いて、Norton のエントリーが残っていたら削除しておきましょう。

なんか? Norton の場合には、削除ツールで削除してもいろいろ残るようですね。


<参照>




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2023年03月23日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

連投になりますが、本日も Mac 版 Office Insider Beta Channel に更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230323-1-1.png
・Microsoft Excel 16.72.2303200
・Microsoft OneNote 16.72.2303200
・Microsoft Outlook 16.72.2303200
・Microsoft PowerPoint 16.72.2303200
・Microsoft Word 16.72.2303200

今回の更新に関して、ブログなどを確認してみる限りでは公開されている情報は特にございませんでした。

今後情報が公開された折には、随時ご紹介させていただきます。

なお本日は、Windows 版 Microsoft 365 "最新チャンネル & 最新チャンネル(プレビュー)" にも更新プログラムが到着しております。Windows版をご利用の方は、Update をお忘れなく。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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2023年03月21日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今朝、WBC 見ながらチェックしてた時にはなかったんですが、その後到着していたようです。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230321-1-1.png
・Microsoft Excel 16.72.23032000
・Microsoft OneNote 16.72.23032000
・Microsoft Outlook 16.72.23032000
・Microsoft PowerPoint 16.72.23032000
・Microsoft Word 16.72.23032000

今回の更新内容に関する公開されている情報は、ブログなど特にございませんでした。

その後更新がなくて情報提供が遅れていましたが、久しぶりに Microoft Outook for mac の 更新情報が更新されていましたので簡単にご紹介いたします。

2023年2月21日・24日・27日更新:
Ver.16.71 (23022001)、16.71 (23022301) 、16.71 (23022601)

-- 修正:

メール:件名がないメールを添付ファイルとして転送できない問題を修正
カレンダー:フォルダがグループカレンダーフォルダの場合、感度ラベルが無効になる不具合を修正。ただし、グループカレンダーフォルダーは未対応
検索:Googleアカウントでの検索結果で、メッセージのプレビューやメール本文が表示されない場合がある問題を修正
パフォーマンス:Outlookの起動時に遅延が発生する問題を修正

-- 追加された機能:

下書きとメール作成ツールバーでフラグオプションが利用できるようになったようです





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2023年03月20日

ESET の影響で、Microsoft Edge がクラッシュする

ついひと月前にも以下のようにご紹介したトラブル。
一度は解消したんですが、どうもまた 3/16 以降、Microsoft Edge Ver.111 以降で発生しているようです。

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--現象:
  • Microsoft Edgeを開いても真っ白のままでページが表示されない
  • Microsoft Edge 自体がクラッシュして終了してしまう

--対象及び発生時期:

Microsoft Edge Ver.111 以降で、3/16以降発生しているようです。現在も継続中。
現時点では、今回は、Google Chrome については触れられてませんが、2月の時のようにGoogle Chrome でも発生する可能性もあるかもしれません。


--対象製品:
  • ESET インターネット セキュリティ
  • ESET スマート セキュリティ プレミアム 他
法人向け製品もその対象になっているものもあります。詳細は、「セキュアーブラウザー機能を利用時にMicrosoft Edgeが正常に利用できない現象について」を参照してください。

--回避策:

セキュアーブラウザ機能の「すべてのブラウザを保護」のところを無効にすることで改善することが確認されているようです。
とりあえず暫定的には、無効にする以外になさそうです。

--今後:

2月に発生していたのと同様、今後調査が進んで修正されるはずですので、「セキュアーブラウザー機能を利用時にMicrosoft Edgeが正常に利用できない現象について」を参照していただき、修正プログラムの提供がスタートしたら、更新してください。

<参照>




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ダウングレード権 〜 OS 編

Windows 10 の入っているPCを購入し、その後 Windows 11 にアップグレードしたけど、やっぱりもうしばらく Windows 10 で使おう... なんて時には、通常10日以内であれば元に戻すことも可能です。

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またインストールメディアを作成してリカバリをされるのであれば、Microsoft の Web サイト「Windows 10 のダウンロード」からツールをダウンロードしてインストールメディアを作成すれば、それを利用してリカバリすれば、当然 Windows 10 としても利用できます。さらに、一度 Windows 11 にしたことがある PC であれば、逆にいつでもまた「Windows 11 をダウンロードする 」からダウンロードしてアップグレードすれば Windows 11 としての利用は可能です。

これらのケースは、もともと Windows 10 だったわけですから、当然といえば当然です。

2015年7月に登場した Windows 10 も8年目を迎え、ぼちぼちサポートの終了もちらほら見えつつあるこの時期。Windows 10 を搭載して販売されている PC 自体がどんどん少なくなっていますので、中古であれば別ですが新規に購入しようとしても Windows 11  搭載 PC しかない... もうそんな時期も迎えつつあります。

そんな事情もあって、仕方なく Windows 11 の PC を購入したものの、どうしても Windows 10 でないと動作しないアプリなどがあって、Windows 10 にダウンロードしたい... そんなケースもあるのではないでしょうか?

そんな時に、Windows 11 から、Windows 10 にダウングレードできるかどうか?
今回はそんな話題を取り上げてみました。


【"ダウングレード権" とは?】

現在 Windows 11 の入っているPCを購入した際に、これを Windows 10 などにダウングレードして利用できる権利のことを "ダウングレード権" といいます。

当然、PCによってはこうしたダウンロード権付で販売されているものもあるので、はっきりそうして販売されているPCであれば問題ないわけです。ただし、そこまで謳われていない PC や、パッケージ版やダウンロード版の Windows 11 のライセンスを購入した場合にどうなるのか?気になるところですね。

-- Windows 11 Pro であればダウングレード権が付随する:


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とあるように「OEM 製品を通じて取得した Windows 11 Pro、もしくは Windows 10 Pro ライセンスの場合、サポート終了日を迎えていない Windows Pro/Professional であれば、どのバージョンにでもダウングレードすることができます」(「Windows 10 へのダウングレードについて」より引用)となっています。

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Windows 11 搭載の PC であっても、Windows 11 Pro であれば、Windows 10 Pro へのダウングレードが可能です。今回参照させていただいた DELL や Panasonic の Web ページにも紹介されているとおりです。

ただし、OEMとして提供されているOSが、Windows 11 Home の場合にはこの権利がありません。

ダウングレード権付きで販売されているものについては、メディアが付随いたりすることもあるようです。

ただし通常 OEM 版など Windows 11 Pro にはその権利があるというだけで、特別インストールメディアなどが付随するわけではないので、「Windows 10 のダウンロード」などからダウンロードしてインストールメディアを作成するなど各自で行う必要もあります。

ただし注意も必要です。

ダウングレード権付きで販売されているケースであれば、メーカーもその動作をある程度把握しているものと思われますが、そうでないものの場合、Windows 10 にダウングレードして正常にそのPCのすべて機能が動作するかどうか?は別のお話。なので自己責任ということになります。インストール自体に失敗することもないとも言い切れません。そのあたりは覚悟した上で行う必要があります。

次回は、Office 製品のダウングレード権について確認してみます。


<参照>



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