2019年11月11日

Office 製品の自動保存と自動回復用データ

Word や Excel、PowerPoint など Office の各アプリには、"自動保存" という機能があります。

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この "自動保存" 、各アプリのオプション設定画面にある "自動回復用データの保存" (自動保存)とも異なります。
しかしこの辺りの違いがよくわかっていらっしゃらない方も時々いらっしゃるようです。
  • Word で文書を作成、保存しないで終了してしまったけど、自動保存されたデータで元に戻せないか?
  • Excel 使用中に、アプリが強制終了してしまった。作業中のデータは戻せない?
  • 最近使用したファイルをクリックしてもデータが開けない。削除したデータを復元することはできないか?
などなど。それぞれのケースによって、データを復元できる場合と、できない場合があります。 

今回は、そうした勘違いをなくして正しく利用していただくため、この "自動保存" と "自動回復用データ" の違いについてご紹介します。


【アプリが強制終了してしまった!】

"文書を入力中、突然 Word が強制終了してしまった!"

そんな時のための機能が、"自動回復用データ" になります。Word、Excel、PowerPointなどすべてのアプリで設定があります。

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上記の画像は、Excel の画面(既定値)ですが、

ファイル>オプション と開いて、左ペインの "保存" をクリックすると "ブックの保存" という項目にありますが、ここで設定ができるようになっています。

デフォルト(既定値)では、自動回復用データは、10分ごとに保存されます。また、"保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す" 設定は有効になっています。

ただしこれはあくまでも自動回復データの保存であって、自動的にバックアップされるという意味での、自動保存とは異なります。

最初に書いたように、"アプリが強制終了してしまった..." といった時などアプリの再起動後に、復元されたファイルとして表示されるやつですね。


【"自動保存" ってどんな機能?】

アプリなどが強制終了された時のためにデータを回復するのが自動回復の機能であるのに対し、アプリを起動すると左上のクイックアクセスツールバーのところに表示されている "自動保存" ってどんな機能? ってことになります。

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自動保存については以前にも取り上げたことがありますので、詳細は上記をご覧いただくとして、簡単に言えば、OneDrive、OneDrive for Business、または SharePoint Online に保存されているデータを開くと有効になる機能で、文字通り自動的に保存されていくものです。

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この機能がついたばかりの時よりは、だいぶわかりやすくなってきており、現在はクリックすると、"自動保存を有効にする方法" といったダイアログが表示されます。すでに Microsoft アカウントでサインインしているような場合には、上記の画像のように表示されます。以前はこの機能すらなかったのでわかりずらかったんですが、だいぶ改善されてきているってことですね。


【自動保存が有効にならないケース】

便利な自動保存の機能ではありますが、どんなデータでもOKなわけでもありません。"自動保存とは" の中の、"サブスクライバーの場合、Office の最新バージョンを使用しています。 なぜ自動保存が無効になっているのですか" のところでも取り上げられていますが、
  • ファイルが以前の形式になっている (.xls、.ppt、.doc など)
  • ファイルがローカルの OneDrive フォルダーに置かれており、OneDrive の同期が停止している
  • プレゼンテーションがスライド ショー モードになっている などなど
といったケースでは、利用できません。詳細は、"自動保存とは" をご参照ください。


【ファイルが削除されてしまった場合】

ファイルが削除されてしまった場合とか、誤って上書き保存してしまったような場合に元に戻す方法がないのか?

保存しないで終了してしまった場合、アプリがクラッシュしたわけでもありませんので、次に起動してみたものの当然作業していたファイルが自動的に復元されるわけでもありません。

そんな場合には、先ずは、"保存されていない文書を回復する" ということで、保存されていないファイルが残っていないか?確認してみます。
さらに保存せずに終了したファイルが、

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\

と開いた際にある、Word や Excel などのフォルダに残っていることもあります。〜.asd といったファイルがあれば、そこから復旧させることも可能です。一応確認してみるといいかもしれません。


-- OS のバックアップ機能を活用する

Office 製品に限ったことではありませんが、OSなどのバックアップ機能が有効であったりすれば戻すことも可能です。Windows 8.1 以降には、"ファイル履歴" というバックアップ機能があります。

ただしこの機能は、デフォルトでは有効になっていません。

これを有効にしておくと、指定したフォルダやフォルダ内のファイルの履歴が保持されるので、削除しても、上書き保存してもバックアップデータから手軽に復旧することが可能になります。

Windows7 でいう、"シャドーコピー" と同様なものですが、Windows8 以降は自分で設定する必要があります。

こうした機能も併せて利用して、いざという事態に備えておいた方がより安心ですよね?

バックアップは大事と分かっていても、ついつい.... 
でも痛い目に合わないためにも、備えは必要です。



<参照>




デル株式会社
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2019年11月10日

PCを起動すると、"PINを作成します" という画面が出てきた

Windows 10 には、PINコードを利用したり、指紋認証や顔認証などにより、PCのセキュリティを強化する機能が付いています。

"Windows Hello" と呼ばれているこの機能ですが、自分は関係ないと思ってこうした機能を設定しないで使用していると、ある時突然PCを起動すると、ブルーバックの画面になって、"PINを作成します" という画面が出てきたりしてどうしたらいいのか? 戸惑うことがあります。

もちろん、PINを設定して、セキュリティを高めることはいいことではありますし、是非そうしてご利用いただくことをお勧めしたいところではありますが、これにも善し悪しがあり、PINコードばかりに頼ってしまうと、肝心のパスワードがいざという時にわからなくてワタワタするなんてことも起きたりします。

PINコードを設定することが、いいことはわかっているけど、こんなシチュエーションではなくて、改めてきちんと設定したい...

そんな場合には以下の手順でこの画面から抜け出してみてください。


【サインインしなおす】

こうした画面、実際の画像を見るとお分かりいただけると思いますが、画面はブルーバックになっていて、"戻る" と "次へ" しかありません。"キャンセル" とか? "閉じる" なんていうボタンはないので、閉じることはできません。

そうした場合には、一度以下の操作を実行してみてください。

1) キーボードから、Ctrl+Alt+Del の3つのキーを同時に押します
2) 画面が変わったら、"サインアウト" をクリックします
3) PCは、ロック画面というWindows 10が起動した直後の画面に戻りますので、エンターキーを押して、改めてご利用のユーザー名を選択して、パスワードなど設定されている場合にはパスワードを入力しサインインしなおします


【これ以外にも...】

Windows Hello の画面が出てくるケース。実はこれ以外にもあります。
以下のような、"Windowsをよりいっそう活用できるようになります" と表示されるケース。こちらは、 "今はスキップ" などをクリックすれば元の画面に戻れます。

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必要とはいえ、こういう画面が突然出てきたりするとどうしたらいいのか?焦っちゃいますよね....


<参照>




デル株式会社
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2019年11月07日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

アメリカのオーランドでは、今まさに Microsoft Ignite 2019 というイベントが開催されていて、昨日ご紹介したような New Microsoft Edge の配信スケジュールなどの詳細が発表されるなど様々な情報が発信されていて、刺激的な毎日が続いています。

さてそんな中、本日も Mac 向けに新たな更新プログラムの配信がスタートしております。本日配信されているものは以下の通りです。

20191107-1-1.png 20191107-1-2.png

・Microsoft Excel 16.32.19110600
・Microsoft Outlook 16.32.19110600
・Microsoft PowerPoint 16.32.19110600
・Microsoft Word 16.32.19110600

今回の配信に関する情報はありませんが、11月5日付でリリースノートが更新されており、Ver.16.32 (191103061910290219102800) / 16.31 (1910230019102102) について、Outlookの修正について情報が公開されております。

---- 以下、リリースノートより引用:

  • 全般:IMAP/POP アカウントの追加に関する問題が修正されました

  • 全般:MacOS Catalina の通知に関する問題が修正されました

といった部分で修正が入ったようです。

ところで、Microsoft Ignite 2019 で、New Microsoft Edge のリリース日が公開されました。うちの mac には、 Canary版 を入れてますが、本日の更新内容をみると、Canary版は、Ver.80台に突入してます。

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Update前の画像ですが、すでにアイコンも新しいものになっていますね。
macOS 向けの New Microsoft Edge も非常に楽しみです。Microsoft が、mac 向けにブラウザを提供するのって、Internet Explorer 5 以来ぶりになるんですよね。


<参照>

What's new in Office 365
Office 365 の新機能
What's new for Office Insiders
Office Insider で利用できる新機能
Release notes for Insider Fast builds of Office 2016 for Mac
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Office Insider/Microsoft Community(US版)
Outlook Blog/Tech Community
Check for Office for Mac updates automatically
更新プログラムを自動的にチェックする
Office for Mac の更新履歴



Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


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2019年11月06日

New Microsoft Edge の配信日が決定

現在、アメリカで開催されている Microsoft Ignite 2019。11月4日 から 8日 にかけて、オーランドで開催されているイベントです。
毎年注目されているこのイベント。

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11月4日の初日に、今回の 新しい Microsoft Edge の配信日が公開されました。これに合わせてブログの方も更新。いよいよ New Microsoft Edge の登場が間近となりました。


【2020年1月15日より配信】

ブログによれば、
「The release candidate of the new Microsoft Edge for Windows and macOS can be downloaded right now with general availability targeting Jan. 15 in more than 90 languages. 」(ブログより引用)
とあり、Windows および macOS 向け、90か国語以上の言語に対応するようです。

この New Microsoft Edge、開発コードを "Anaheim" と言っていました。Google Chrome や Opera など、Chromium ベースのブラウザはいろいろありますが、New Microsoft Edge もこの仲間入りをすることになります。


【現在はまだベータ版】

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当然ながら、現在 Microsoft Edge Insider のサイトで提供されているのは、ベータ版のみです。ダウンロードすればご利用はいただけます。

ベータ版のページをのぞいてみると、アイコンが新しくなってます。

Windows 10 だけではなく、Windows 7 や Windows 8.1 でもベータ版をご利用いただけます。待ちきれない、すぐに使ってみたい... という場合には、ご利用は可能です。ただしベータ版であることはご承知おきください。



<参照>




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2019年11月04日

利用していないはずの Office 365 Solo がインストールされている

Office Home & Business 2016 を利用しているはずなのに、Office 365 Solo もインストールされている....

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そんな状況を時々拝見することがあります。

今回はたまたま、Office Home & Business 2016 のストアアプリ版の調子が悪くて、再インストールをしようとしたタイミングでした。
せっかくなので、いろいろ問題があるストアアプリ版ではなくC2R版にしようと、アプリ版を削除して再起動した後、Microsoft アカウントで、サービスとサブスクリプションの画面に入ってインストール開始。

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普通では、Office Home & Business 2016 と Office 365 が同時にインストールされるということはないはずなのですが、インストールを始めると、インストール中の画面に本来インストールされるはずのない Access のアイコンが出ているので、あれ?となったわけです。

そしてインストールが完了。確認してみると、案の定 Office Home & Business 2016 の他に、Office 365 ja-jp もインストールされている。そんな状態だったわけです。

以前にも同様の状況になったこともあったので、ご紹介させていただきました。


【Office 365 ja-jpを削除する】

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Microsoft アカウントのサービスとサブスクリプションの画面には、契約中の Microsoft Office Home & Business 2016 しかありませんでしたが、なのに何故か? Office 365 Solo (Office 365 ja-jp) がインストールされてしまうというおかしな状況。

上記の画像のようにサービスとサブスクリプションの画面には、Office 365 Solo などはないので、当然ながらこちらをインストールしたからと言って、Office 365 Solo もインストールされるっていうことは、本来ならあり得ないわけです。

このまま使用していると、Office 365 Solo の体験版の使用期間が過ぎると、Word や Excel などのアプリを開くと、ライセンスのない製品となって、ライセンス認証を求められるようになったりします。

なので、もしこの状況になったら場合には、ためらわずに "Office 365 ja-jp" を削除してください。

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Office 365 ja-jp を削除すると、Word や Excel などのソフトも全部削除されちゃうんじゃないか?と心配されている方も多いようですが、今回のように、Office Home & Business 2016 と、Office 365 ja-jp の両方がインストールされているような状況で、Office 365 ja-jp を削除しても、Office Home & Business 2016 がなくなるわけでもありません。

過去に何度かこうした状況を拝見いたしましたが、いずれのケースも、"Office 365 ja-jp" の方を削除して正常な状態に戻っております。


【どうしてこんなことになるのか?】

これについては、はっきりした理由がわかっていないようです。ただし何度か?こうした事態に遭遇した経験上では、プレインストール版の Office 製品で発生しているケースが多いようです。もっとも製品版として販売されている買い切り版の統合パッケージ Office Home & Business 2016 などを利用している方に遭遇したことがないので実際にはわかりません。

特に、2017年秋に提供が開始された、Windows 10 Fall Creators Update  が搭載されたPC以降、現行のプレインストール版は基本的にすべてストアアプリ版になっています。

ストアアプリ版を削除して、C2R版(クイック実行版)をインストールしようとする場合には注意したほうがいいかもしれません。インストール後、アプリと機能の画面から、余計なものがインストールされていないか?確認しておくことをお勧めいたします。




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