2017年02月14日

Amazon Assistant の削除について

だいぶ前に取り上げた Amazon Assistant に関する記事については非常に多くのアクセスをいただいております。

"Amazon アシスタント" がインストールされてしまう


ただし去年の暮れぐらいからときどき "Amazon Assistant が削除できない!" とか、"削除しても、再起動するとまたインストールされてしまう!" などといった報告をいただいたり、またMSコミュニティなどでもそうした相談を見かけたりするケースが多くなってきました。

ちょうど最初に取り上げたのが、2016年1月25日と、ほぼ1年前の話で、確かにこの時には普通にアンインストールもできたし、Amazon Assistant だけではなく、Amazon 1Button App Service についても削除ができたのに、状況がだいぶ変わってきたようでしたので、再度自分のPCに導入してその実態を確認してみました。

インストールから削除まですべて書き出すときりがないのでこの記事では、なぜ削除できないのか? そしてどうやって削除したらいいのか?という点だけご紹介させていただきます。


【削除しても再起動すると再インストールされてしまうのはなぜ?】

確認してみた結果からいうと、Amazon Assistant だけを削除しても、Amazon 1Button App Service が動いていると、再起動すると自動的に、Amazon Assitant がインストールされてしまいます。

つまりせっかく削除してもAmazon 1Button App Service が、Amazon Assistant を自動で再インストールさせていることがわかりました。

また、この Amazon 1Button App Service は、今回導入して検証したところでは、以前と異なり、プログラムの一覧には表示されないので、通常のアンインストールの方法では削除ができません。

つまり、この "Amazon 1Button App Service" をなんとかする必要があるわけですね。

ただしご利用環境はそれぞれ異なるので一概には言えませんが、仮に、"Amazon 1Button App" がプログラムのアンインストールを開いた時に一覧に表示されているよ?と言う場合には、Amazon Assistant を削除したら必ずこちらも削除してください。これも以前なら、Amazon Assistant を削除すれば削除されたんですが、現在は削除できないかもしれません。
今回は、Amazon Assistant を導入した後で、Amazon 1Button App が、表示されているケースは確認できませんでしたが、別途 Windows8.1 のPCで、Amazon 1Button App のみをインストールして、普通にプログラムのアンインストールで削除した場合には、問題なくサービスも削除されていましたが、Windows10 のPC ではプログラムを導入後削除しても、サービスまではやはり削除されませんでした。

では具体的に削除する方法をご紹介します。


【Amazon Assistantを削除する】

まずアンインストールする前に、サービスとして動作している "Amazon Assistant" と "Amazon 1Button App Service" を停止させる必要があります。

1) Windowsキー+R にて、ファイル名を指定して実行の画面を出して、"services.msc" と入力しエンターします

20170210-5-1.jpg

2) サービスの一覧が表示されますので、"Amazon Assistant" と "Amazon 1Button App Service" を順にダブルクリックして開いて、サービスを停止させ、さらに スタートアップの種類をも、"無効" にしてしまいます

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3) 次に改めてコントロールパネルから、プログラムのアンインストールと開いて、Amazon Assistant を削除します。Windows10 の場合、スタート>設定>システム>アプリと機能 からでも削除できれば、どちらからでも結構です(今回うちのWindows10では、Amazon関連ツールが2つありましたが、1つは削除できたものの、もう一つはグレーになって、削除もできない状態でした。ただしコントロールパネルからでは削除ができたので、従来からあるコントロールパネル>プログラムのアンインストール にて削除しました)

4) ここで一端PCを再起動します。再起動後は、Amazon Assistant が再インストールされるという症状からは解放されているはずです。さらに、"Amazon 1Button App Service" が参照している、Cドライブ>Program Files(x86)フォルダ内にある、"Amazon" フォルダをフォルダごと削除します。

先ほどのサービスの一覧を表示させると、まだしつこく "Amazon 1Button App Service" は残っているはずなので、こちらを開けば、どこのプログラムを参照しているかご確認いただけます。

このフォルダが削除できないというお話もネット上では見受けられましたが、サービスを停止して、さらにスタートアップも無効にしておけば、何も問題なく削除できました

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20170210-6-4.jpg

"Amazon" フォルダを削除してしまえば、実体はなくなるので、Amazon 1Button App Service も起動できませんし、仮に有効に戻しても何も起きなくなります。

こちらについては実際に削除後、サービスを有効にして確認してみましたが、当然ながら実行するプログラムがないので何も起きませんでした。

さてご覧いただいたように、この手順で削除すれば、Amazon Assistant はとりあえず、削除して再起動しても、インストールされなくなります。(今後のことを考えて、最低限、Java の更新がかかってまたインストールされることがないように Java の設定を変更し、スポンサーからのオファーを表示しない設定にしておきましょう!)

JavaのUpdateの際にスポンサーからのオファーを表示させない


とりあえず動かなくなって、再起動したら再度インストールされてしまうと言う症状が改善すれば OK と言う方はここで終わりでもいいと思います。


この先は "どうしてもきれいに削除したい!" と言う人向けのレジストリを含めての削除についてご紹介です。


【サービスの削除】

実は、Amazon 1Button App Service については、プログラムのアンインストールで削除できればきれいにサービスもなくなるんでしょうけど、今回 Windows 10 で試したところでは、このプログラムが、インストールされたプログラムの一覧にもないため、アンインストールができませんでした。

最初にご紹介した削除方法で、プログラムの実態はなくなったのですが、再度、service.msc にて確認すると、サービスの一覧には、まだ "Amazon 1Button App Service" が残ったままでした。

20170210-7-4.jpg


おまけにこのサービス、コマンドで確認すると、

1) sc.exe query state="all"
として確認すると、一覧にはありましたが、

20170210-7-7.jpg

2) sc.exe delete Amazon 1Button App Service
として削除しようとしましたが、そういったサービスはないとはじかれてしまいました

20170210-7-5.jpg 20170210-7-6.jpg


確かに、Autoruns for Windows を利用して、サービスのタブを開いても、サービスとして表示されていませんでした。唯一、Autorunsで引っかかってきたのは、"Amazon 1Button App Configuration" でしたので、こちらも削除しておいた方がいいかと思います。

20170210-7-1.jpg 20170210-7-2.jpg
20170210-7-3.jpg

* Autoruns for Windows で確認したところでは、
HKLM¥SOFTWARE¥WOW6432Node¥Microsoft¥Active Setup¥Installed Components のところに、"Amazon 1Button App Configuration" と言うエントリーがありましたので、Amazon 関係は不要なので削除させていただきました。ただしそれ以外の項目は、Autorunsでは検出されませんでした。

最終的に結果としては、レジストリエディターを起動して、サービスを直接手動で削除することにしましたが、サービス自体は、

20170210-7-8.jpg

HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services

と開くと、ここに "Amazon 1Button App Service" がありますので、右クリックして削除してしまいます。

後は、PCを再起動。

20170210-7-9.jpg

再起動後には、サービス自体もなくなってすっきりしたと思います。


今回いろいろインストールして、Amazon 1Button Appアプリのみインストールしてもみたり試したんですが、たまたまなのか?OSによっても挙動がだいぶ違い Windows8.1 では、プログラムのアンインストールに追加されて、そこから削除することもできましたが、Windows10 上では、プログラムの一覧には追加されませんでしたので、やはりプログラムのアンインストールでは削除できませんでした。

とりあえず削除法のみご紹介しましたが、これまで何度か削除を試みたものの、うまく削除できないと言う方は、こちらでご紹介させていただいた方法で、一度お試しください。

ポイントは、サービスを停止して無効にすること。そうすれば、Amazonフォルダ内の実行プログラムもフォルダごと一気に削除することができます。

それにしてもこのアプリ。どんどん面倒になりますが、この後もっと面倒にならないことを祈るばかりです。

まぁ、Amazon については、私もしょっちゅう買い物をしますし、便利だとは思いますが、こうした余計なツールが配られたり、いつの間にかインストールされてたりすると、やはりちょっと迷惑ですよね。。。


【2017/02/24更新】

その後レジストリを確認していたら、気になったキーがありましたので、確認してみました。
詳細は以下の記事をどうぞ。

Amazon Assistant の削除について Part 2


【2017/02/25更新】

最初に掲載しました、"Amazon アシスタント" がインストールされてしまう" の記事の中で、"三菱東京UFJ銀行のBizSTATIONの振り込みが出来なくなる" という事象が発生していることについてコメントをいただきましたが、本日やはり、ある証券会社の一部のサイトにアクセスできない(取引ができない)という事象も発生していることも確認いたしました。この件は証券会社の方でも把握しているようです。

どうしてそうしたサイトに影響が及んでいるのかはわかりませんが、皆様ご注意ください。


【2017/03/03更新】

三菱東京UFJ銀行の法人向け、BizSTATION以外にもやはり法人向けの口座で Amazon Assistant による不具合が原因でアクセスできない例が発生しているようです。

大東ビジネスインターネットバンキングにおけるInternet Explorer動作停止への対応について/大東銀行

金融機関のWebページ上で削除方法が紹介されるなど、ちょっと自体は深刻になりつつありますね...


【2017/03/09更新】

本日、PC起動時などに、スクリプトエラーのダイアログが表示されるというケースが確認されました。
URLなどをみると、やはり amazon...の文字が。さらに確認すると、やはりAmazon Assistant がインストールされておりました。

結果から言うとこちらについても、Amazon Assistant の影響のようです。もちろんすべてが Amazon Assistant によるものとも限りませんが、もしPC起動時に、スクリプトエラーが表示されるな?という場合には、Amazon Assistant がインストールされていないかどうか? 確認してみる必要もありそうです。

こちらについても、Amazon Assistantを削除すれば、表示されなくなるかと思います。

posted by クリック at 12:41| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Amazonアシスタントの駆除について検索していたところこちらの記事に辿り着きました。
私の環境でも「削除してもまた勝手に再インストールされる」という粘着具合に悩まされていましたが
この記事のおかげでやっと根絶することができると思います。
ありがとうございました!
Posted by タカ at 2017年02月16日 15:05
タカさん

最初はJavaのUpdateから始まったんではないかな?と思いますので、Javaの設定は、スポンサーからのオファーを表示しないに設定しておいたほうがよろしいかと思いますので、そちらの設定も、お忘れなく。

http://pcclick.seesaa.net/article/407967523.html
Posted by クリック at 2017年02月16日 21:49
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