2018年01月28日

Windows 10 Ver.1709 がインストールできない

2017年10月17日から配信が開始された "Fall Creators Update"。年2回提供される大型のUpdateで、昨年提供された2回目の Updateプログラムになります。

10月17日に一斉にすべてのユーザーに配信されるわけではなく、順次各ユーザーに配信されてきていましたが、2018年1月11日(日本時間1月12日)には、企業を含むすべてのユーザーへの配信できるようになったことがブログでも公開されました。

Windows 10 Fall Creators Update (1709) fully available

公開当初より、ウィルスバスターなどの関係でトラブルも続いていましたが、今回うまくインストールできない一例をご紹介しますが、これも、ウィルスバスターが関連してきます。


【 PC-cillin Internet Security が原因でインストールできない】

今回の事例は以下のようなものです。

スタートボタン>設定>更新とセキュリティ と開いて、Windows Update の画面を開くと、Ver.1709 の Fall Creators Update のダウンロードが開始され、インストールの準備が始まっているもののしばらくすると失敗する。

そして、画面に従って、修復をすると、"PC-cillin Internet Security" がインストールを妨げているので、アンインストールが必要と表示される。

さらに削除しようにも削除ができず、インストールの失敗を繰り返すという症状です。


【 "PC-cillin Internet Security" とは?】

"PC-cillin Internet Security" というのを調べてみると、ウィルスバスターというウィルス対策ソフトだったりします。

実は、検索してみると、トレンドマイクロのコミュニティでも、だいぶ以前から、これが要因で、Ver.1709 がインストールできないことで盛り上がっていました。

Windows Update 1709/Trend Micro Inc.トレンドマイクロ お客さまコミュニティ

コミュニティを見る限り、アンインストールツールを利用して削除するなど様々な方法が提示されていましたが、実際にはそれだけでうまく解決しない事例も多いようです。

またこのエラーが出る事例として、Windows7 から Windows8 にアップグレードする際にもあったんですね。



【一つの解決例】

トレンドマイクロのサイトで確認しても、

1) アンインストールツールによる削除
ウィルスバスタークラウドアンインストールツール
上記から、ダウンロードされた "VB2018_120_win_jp_Tool_Uninstall.exe" というファイルを実行します。
**2018/0128現在

またアンインストールツールとして、"TISTOOL" といったツールを利用してアンインストールも行うように出ています。ちなみにこれは、インストール用のCD内にあるツールのようです。


2) 残ったファイルの削除

Vbuster あるいは TISPro
といったキーワードでPC内を検索して、関連のファイルがないかどうかも確認する必要があるようです。


実際に、アンインストールツールで解決する人もいれば、アンインストール以前に、ウィルスバスター自体、インストールしたことない...なんていう例もあるようでした。

さて今回遭遇した例では、かつてウィルスバスターをインストールしていたものの、別のセキュリティソフトをインストールするために、削除して、現在は、他社のウィルス対策ソフトが入っている状態でした。

多くの場合、他社のウィルス対策ソフトを入れようとすると、当然 ウィルスバスターなどが残っていれば、エラーになってインストールできないケースが多いかと思います。ですので、他社のウィルス対策ソフトが入っているという事は、以前利用していたウィルスバスター自体はとりあえず削除ができているという事だと理解していました。

一応、念のため、何かのコンポーネントが残っていると、お話にならないので、やはりウィルスバスターのアンインストールツールを実行。削除されたかどうかはわかりませんでしたが、その後再起動して、再度 Windows Update の画面に入っても、状況は変わりませんでした。

そうした中で、ちょっと気になったのが、トレンドマイクロのコミュニティの書き込みの中に、インストールされていなくても、インストーラーなどがどこかに残っていても、こうしたエラーで更新ができないという書き込み。
Vbuster あるいは TISPro という名前では、引っかからなかったので、もっと範囲を広げて確認してみました。

【 "VB" というキーワードで検索 】

ということで、エクスプローラーを開いて、PC内を "VB" というキーワードで検索してみました。"VB" だとかなり範囲が広くなるので、当然、関係ないファイルもいろいろ出てくる中で、怪しそうなファイルは右クリックしてプロパティを開いて確認してチェック。

しばらくすると、現在のPCに移行する前の古いPCのデータが、バックアップデータとして保存されており、その中に、"VB" というフォルダが。

中を見ると、ウィルスバスター2005 のインストーラーを含むプログラムデータの含まれたフォルダがありました。

既に使用していないものでしたので、フォルダごと削除し、その後再起動してから、再度 Windows Update を実行。

無事、Ver.1709 のインストールが開始されました。

それにしても、インストールされていなくても、インストーラーが残っているだけで、インストールができない何てことあるんですね....

同様の症状でお困りの方。ぜひバックアップデータや、キャッシュ。ダウンロードフォルダなどにそうしたものがないかも、忘れずに確認してみてください。



<参照>

Windows Update 1709/Trend Micro Inc.トレンドマイクロ お客さまコミュニティ
Windows 7からWindows 8へアップグレードする際に、"Trendmicro Titanium 2012" もしくは "PC-cillin Internet Security" のアンインストールを求められる/ウイルスバスター ヘルプとサポート


posted by クリック at 16:38| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする