2017年11月15日

Word Translator が使いやすく、さらに60か国語以上の翻訳が可能になりました

月次更新チャンネルでご利用のユーザー向けに、2017年11月2日に提供されたバージョン 1710 (ビルド 8625.2121)にて、Wordに追加された新しい機能になります。

Microsoft Translator の機能を利用すると、Wordで作成した文書をあっという間に、60か国語以上の言語への翻訳が可能になります。といっても、この機能自体は新しいものではなく、これまでも翻訳の機能としてあったもの。ですが、これがさらに使いやすくなりました。

【これまでにあった機能】

以前にも、Microsoft Translatorアドインとして Office(Office2003/2007) に追加して、利用できましたし、またWord2010/2013では、同様に最初からリサーチ機能としてMicrosoft Translator を利用した翻訳の機能が搭載されていました。(以下、Word2013の例)

-- 翻訳機能の操作例:

1) Word文書内の翻訳したい部分をドラッグして選択し、右クリックから "翻訳" をクリックして開きます

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2) 上記にもあるように、作業ウィンドウに、"リサーチ" の画面が表示され、言語を選択すると、翻訳された文章が表示されます。さらに、"挿入" をクリックすれば、文書内の指定した場所に挿入されます

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3) また、"文書全体の翻訳" をクリックすれば、ダイアログが表示され、"送信" をクリックすれば、Microsoft Translatorのホームページに移行し、翻訳結果が表示されます

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Microsoft Translator for Word
Microsoft Translator を [リサーチ] 作業ウィンドウの既定の翻訳サービスとして追加する

これが従来のものでした。

しかし今回のものは、"Officeのインテリジェントサービス" として追加されるものになります。

【翻訳機能を利用してみる】

従来のもの同様に、Microsoft Translator を利用することには違いありませんが、以前の場合には、Microsoft Translator のWebサイトに移行して表示されていました

これが今回からは、特に移行することなく、Wordの画面の中で処理されるようになりました。またさらに使いやすくなってきました。


-- "Office のインテリジェントサービス" を有効にする:

こちらの機能を利用するためには、Officeのインテリジェントサービスを有効にする必要がありますが、通常初めて起動すると、有効にするかどうか?聞いてきます。

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また Word のオプションの画面からも、設定の有効・無効を切り替えることも可能です。


-- 部分翻訳の例:

1) Wordの文書のなかで、翻訳したい部分をドラッグして選択し、右クリックして "翻訳" をクリックします

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2) トランスレーターの作業ウィンドウが表示されますので、翻訳先の言語を選択します

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3) すると、作業ウィンドウ内に翻訳結果が表示されます

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あとは、挿入ボタンをクリックすれば、指定された場所に翻訳された英文が挿入されます。


-- 全文翻訳の例:

1) 全文翻訳の場合には、文書内で右クリックして "翻訳" をクリックします

2) トランスレーターが起動したら、"ドキュメント" をクリックして切り替えます

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3) 翻訳元の言語は自動検出されますが、誤りがあるようであれば適宜選択しなおし、また、翻訳先の言語を、選択し、最後に "翻訳" をクリックします

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4) "Microsoft Translatorサービスを利用して、このドキュメントの翻訳済みのコピーを作成します" とあるように、Wordの別文書として新たに、翻訳されたドキュメントが表示されます。並べて表示させることもできます。

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Microsoft Translator のサイトに接続されてブラウザ上で表示されるわけではなく、Wordの新規文書として貼りついた形で表示されます。
今回は右クリックから翻訳機能を呼び出しましたが、校閲タブにある、言語グループのところから "翻訳" をクリックしても同様です。

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** ちなみに、この翻訳の機能は、Wordに限られますが、Excel、PowerPoint、Outlook といったOfficeの各アプリのオプション設定のところにも "Officeのインテリジェントサービス" 設定項目があります。それぞれのアプリによって、この "Officeのインテリジェントサービス" を利用した機能がありますが、こちらについては別の機会にご紹介いたします。

なお今回ご紹介している機能は、Office 365 サブスクライバー向けに提供されているものです。

別の言語でテキストを翻訳する

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上記サイトでも紹介されていますが、 従来からある リサーチ機能 を利用しての "翻訳" の機能については、Wordに限ったことではなく、OutlookPowerPoint など他のアプリでも利用できます。


<参照>

Translate words and documents to another language within Word
別の言語でテキストを翻訳する
Translate text in a different language
Translate Word Documents into 60+ Languages with Word Translator
What are Intelligent Services?
インテリジェント サービスとは
Document Translator
Microsoft Translator
Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース/ Office Tech Center
Microsoft、Wordに60言語以上の翻訳機能を提供する「Word Translator」を発表 - AI活用で大幅機能向上/excite ニュース
別の言語でテキストを翻訳する


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posted by クリック at 11:44| 東京 ☔| Comment(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする