2018年10月19日

はがき宛名印刷ウィザードが利用できない

ぼちぼち気の早い方は、年賀状の準備をされているかたもいらっしゃるかもしれませんね。もう半月もしないうちに年賀はがきの発売がスタートします。先日まで暑いの、台風だなんだと言ってたかと思ってたら、一気に年末モードになってきました。

Wordでは、すっかりおなじみの? "はがき作成ウィザード"。
実はこの機能、一部の Word 2016 では利用できません。不具合とみるか?制限とみるか?微妙なところなんですが、今回はこの話題を取り上げてみました。


【利用できないWord 2016】

このはがきウィザード。利用できない Word 2016 というのが、先日からちょくちょく取り上げている ストアアプリ版 OfficeWord 2016 になります。

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Word の "差し込み文書" タブをクリックするとご覧のように、"はがき印刷" という項目はありますが、グレーに反転してクリックもできなくなっています。

これを、通常の C2R版  Office 2016 で見ると、以下のようにきちんと機能します。

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【アドインが機能しているのか?】

一般的な対処法としては、このアドインが機能していないのではないか?ということになるわけです。
そこで、アドインの登録状況を確認してみます。

-- COMアドインの登録状況:

1) ファイル>オプション として Word のオプションダイアログを表示します

2) 左ペインアドインをクリックすると、アドインの一覧にはそれらしきものが見当たりませんが、一応 COM アドインの設定を開いてみます。ご覧いただくとお判りのように、はがき宛名印刷に関するものはありません

20181019-2-1.jpg 20181019-2-2.jpg
3) では、"使用できないアイテム" にあるのか? こちらも確認してみましたが、"使用できないアイテム" にも何もありませんでした

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4) 当然ですが、きちんと機能しているC2R版では以下のようにきちんと登録されております

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-- アドインの場所:

では、このアドインはどこにあるものなのか? このアドインが正常に動作する C2R版の Word 2016 で確認してみました。

COMアドインの設定画面を開いて、はがき作成ウィザードをクリックすると、 "mscoree.dll"  が該当のプログラムであることがわかります。そして検索してみたところ、

Cドライブ>Windows>System32

に該当ファイルがあることがわかりました。


-- ストアアプリ版のCOMアドインに登録してみる:

1) 再び、Wordを起動したのち、ファイル>オプション として Word のオプションダイアログを開きます

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2) COMアドインの設定画面を開いて、”追加” をクリックします

20181019-3-2.jpg

3) Cドライブ>Windows>System32 として、"mscoree.dll" をクリックして追加

4) 画面が元に戻りますが何も追加できませんでした。また正常に動作している C2R版 の Office 2016 のインストールされているPCから、同ファイルをコピーしてきて試しましたが、その場合には、"有効なアドインではありません" となってやはり追加できませんでした


【はがき宛名印刷ウィザードを利用するには?】

ストアアプリ版の Office がリリースされた当初より、一部のアドインが利用できないということは言われておりましたが、日本では結構おなじみの機能でもありますが、残念ながらストアアプリ版では利用できないようです。

ということで今回ご紹介したようにはがき宛名印刷ウィザードが利用できない... という場合にはまずはご使用のOffice製品がストアアプリ版かどうか確認してみてください。

--利用できるようにするには?

では利用できるようにするにはどうしたらいいのか? 

以前にもご紹介したように、ストアアプリ版を削除して、C2R版をインストールしなおす。現状ではこれ以外にこの機能を利用する方法はありません。


もちろん今後これが改善して利用できるようになればいいのですが、おそらくこんどの年賀状シーズンには間に合わないでしょうね。


<参照>




デル株式会社


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2018年10月17日

ストアアプリ版Office の削除と、C2R版のインストール

先日、Office 365 Solo のストアアプリ版をインストールしたことについては、このブログでも取り上げさせていただきました。そして、次に取り上げたのが、ストアアプリ版とC2R版の確認方法でした。


さて今回はいきなりですが、ストアアプリ版 Office のアンインストールと、C2R版 への入れ直しについて最初にご紹介いたします。
プレインストールなどでついてくるストアアプリ版のOfficeの場合、C2R版に入れ替えることも可能になっています。以前にも一度取り上げたことはあったんですが、今回は、この部分のみを抜き出して改めて取り上げてみました。


【アンインストール】

通常、プレインストール版については、該当のPC一台のみしかインストールできませんので、インストールしなおすにあたっては、まずはストアアプリ版 Office のアンインストールが必要になります。

ただし、Office 365 Solo の場合には、これもまた以前にも取り上げましたが、現在はインストール台数が無制限。利用可能な台数が5台までとなっていますので、この制限内であれば、アンインストールする必要はありません。


-- 手順:

1) スタートボタン>設定>アプリ とクリックして開きます

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2) "アプリと機能" を開いて、"Microsoft Office Desktop Apps" をクリックし、"アンインストール" をクリックします

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アンインストールが完了したら、一度きっちりPCを再起動しておきましょう。


【C2R版をインストールする】

以前に取り上げた時とちょっとインストールする手順が変わりました。

以前であれば、Office の再インストールについては、多くの場合 初回インストール時に紐づけした Microsoftアカウントでサインインした上で、"マイアカウント" ページ から行っておりました。すると、以下のようなページに移動し、そちらからインストールを行っておりました。

20181017-2-1.jpg

しかし、その後変更になって、現在は、Micorosoftアカウントのページの "サービスとサブスクリプション" のところから行うように変更になりました。

1) まずは以下のMicrosoftアカウントのページにアクセスして、初回インストール時に使用したMicrosoftアカウントにてサインインします


2) "サービスとサブスクリプション" をクリックすると、利用可能な Office 製品が表示されますので、そちらから、"インストールする" をクリックします

20181017-2-2.jpg

3) ダウンロードとインストールの画面が表示されますので、この画面の "インストールする" をクリックしてインストールを開始します

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** 今回私のところの環境では、Office 365 Solo でしたが、実際にプレインストール版をご使用の場合には、"Microsoft Home & Business 2016 for PC" などと表示されている方の方が多いかもしれませんが、製品名は適宜読み替えてください。


今後、この記事の中でご紹介させていただいた対処法が必要になることがたびたび出てくるのて、最初に取り上げることにさせていただきました。


<参照>




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2018年10月16日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

10月15日(日本時間10月16日)付で次の更新プログラムの提供が開始されております。
今回配信されているものは次の通りです。

20181016-1.png
・Outlook Update 16.19.0(18101500)
・OneNote Update 16.19.0(18101500)
・PowerPoint Update 16.19.0(18101500)
・Excel Update 16.19.0(18101500)
・Word Update 16.19.0(18101500)

時間的にはついさっきから配信されたものでしょうから、リリースノートなどには特に情報は上がっておりませんでした。
ただし、一つ前の、10月11日(日本時間10月12日)に配信されている Version: 16.19 (Build 181010) について、Excel、Outlookのところで取り上げられておりました。

Outlookについては既知の問題の修正のみでしたが、Excel については、新たに加わった "アイデア" について紹介されております。

こちらの機能については、別途機会がある時にご紹介させていただきます。

また、Mac版のお話ではありませんが、昨日、Windows版の Office Insider (Fast Ring) の更新もありました。
こちらは、今回の更新で、Ver.1811(build 11010.20003)  に更新されております。




Microsoft Store (マイクロソフトストア)


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2018年10月13日

Mac 版 Office のシステム要件の変更

新しい macOS 10.14 Mojave の登場により、Mac向け、Office のシステム要件が正式に切り替わりました。

従来であれば以前にも取り上げたことがありますが、最新のOSと、そのひとつ前までの2つの新しいOSということでした。
しかしこちらが、当面は最新のOSと、さらに2つ前までのOSということで3つの新しいOSまでサポートするように、基本的な要件が変わったようです。

今回、Mojavaの登場により以下のようになります。

Office 365:
・macOS 10.12 Sierra
・macOS 10.13 High Sierra
・macOS 10.14 Mojave

Office 2019 for Mac:
・macOS 10.12 Sierra
・macOS 10.13 High Sierra
・macOS 10.14 Mojave

"Office 2016 for Mac" のシステム要件は変更ありませんので、こちらの製品については、macOS 10.10 以降のものであればご利用可能です。

非常に微妙な表現で、いつから?ということはないのですが、"Microsoft は Office 2019 for Mac および Office 365 for Mac の OS 要件を変更する" によれば、 "新しい macos の主要バージョンが一般的に利用できるようになると、Microsoft は最も古いバージョンのサポートをドロップして、最新のバージョンと前の2つの macos をサポートします" ということです。

20181005-3-1.jpg 20181013-1.jpg

参考までに左が以前取り上げた際に出ていたもの。右が現在の、システム要件で表示されているものです。
この辺りは随時変わっていくんでしょう。


【2018/10/13追加更新】

再度、Micorosoftアカウントの、サービスとサブスクリプションから、Office 365 Solo のインストールページにアクセスし、現時点での状況を確認しました。

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以前に、"OS10.10やOS10.11 にOffice 2016 for Mac をインストールする Part 2" でもご紹介したように、上記の画像にもあるように現時点では、OS10.10(Yosemite)/OS10.11(ElCapitan) のユーザー向けに、"Office 2016 for Mac"(Office 2016 Suite Installer:Version:16.16.18091001 64-bit)がダウンロードできるようになっています。

ただし以前にも書いたように、すでに OS10.14 Mojave がリリースされているので、いつ利用できなくなるかは時間の問題になりますので、ご注意ください。

ちなみに、現時点で、OS10.12(Sierra) 以降がインストールされている Mac の場合には、普通に、"インストールする" をクリックすると、"Office 365/2019 Suite Installer 16.17.18090901 64-bit" がダウンロードされます。





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C2R版の Office と ストアアプリ版 の Office の確認方法

最近ではすっかり プレインストール版は、ストアアプリ版の Office に変わってきていますが、もちろん見た目は、従来の Office と同じわけなので、自分がどんな製品をご利用になっているのか? 気が付いていないケースも多いようです。

20181011-0-1.jpg 20181011-0-2.jpg

左が従来のC2R版。そして右がストアアプリ版です。当然ですが見た目は一緒です。

前回、Office 365 Solo のストアアプリ版を試しに入れてみたわけですが、まずは最初に、この違いの見分け方についてご紹介します。


【バージョン情報での確認】

一番確実なところでは、このバージョン情報を開いて確認する方法です。

・Wordでも、Excelでも、PowerPointでも、何でも構いませんので、アプリを起動します。
ファイル>アカウント とクリックして開きます
・製品情報のところで、バージョン情報が表示されます

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その中に、"クイック実行版" とあるものは、C2R(Click-to-Run)版 (左) になります。
これに対して、"MicrosoftStore" とあるものは、ストアアプリ版(右)になります。
画面を比べるとお分かりいただけると思いますが、この次でご紹介する ”アップデート方法の違い” のところでも触れますが、"更新オプション" なんていうボタンがないのも、ストアアプリ版の特徴です。


【アップデート方法の違い】

基本的にアップデートは、自動で行われます。緊急のもの以外の定例のアップデートは、毎月第二火曜日(日本時間第二水曜日)になっています。手動で行う場合には以下の手順で行います。(MSI版は異なります)

・C2R版:

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 1) Word や Excel など何れかのアプリを起動します
 2) ファイル>アカウントと開きます
 3) 製品情報のところにある "更新オプション" をクリックして行います


・ストアアプリ版:アカウントの画面には更新に関する機能は何もありません

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 1) Microsoftストアアプリを開きます
 2) 右上の【...】>ダウンロードと更新 を開きます
 3) さらに "最新情報を取得する" をクリックして行います


プレインストール版の場合、多くのケースでは、まだ Office Home & Business 2016 が付いているものの方が多いかと思います。
先日リリースされた、Office 2019 というのも近いうちに出回るかもしれませんが、現在のところまだのようです。
Office Premiumシリーズはすでに在庫限りになっているようなので、新しいPCにプレインストールとして付いてくるケースはどんどん減っているようです。

この記事を書いている段階では、Microsoftストアで販売されている Surface Pro などをとっても、まだ "Office Home & Business 2016" がプレインストールのようです。

従来の、Office Premiumシリーズをご利用の方は、常に最新の機能が使用可能なので、Office 2019 の提供が開始されれば、必然的にバージョンアップして、Office 2019 相当のものになってきます。

これに対してプレインストール版の、Office Home & Business 2016(ストアアプリ版) 等の場合、永続ライセンス版(買い切り版)となりますので、最新の機能は追加されていきません。したがって、Office 2019 相当にもなりません。また、Office Premiumの時についていたような、Office 365サービスというものもついておりません。
ただし、Office 365 Solo へのアップグレードパスが用意されていたり、あるいはまた別の機会に詳細は取り上げますが、C2R版への切り替え(入れなおし)ができたりと、従来のプレインストール版とも異なったサービスが付いています。


<参照>






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